Loden cloth (ローデンクロス)
●オーストリアのチロル地方で織られる、独特の服地。同地の村落ローデラーズの遊牧民が織り始めた毛布地に由来するといわれています。
現在、一番一般的なローデンクロスは、ウール80%、アルパカ20%のもので、織り上げたあと、3分の2程度までミリング(縮絨ーお湯につけて縮ませること)したもので、したがって、目の詰まった、防水性・防風性に富んだ服地です。比較的軽量で毛羽立ちも少ないので、 オーバーコートには最適です。
現在も、オーストリアのチロル地方のみで生産されており、 ローデンコートをはじめとして、チロリアンジャケットなど幅広く使用されています。
●色はローデングリーンといわれる、モスグリーンが有名ですが、これ以外にネイビー、チャコールグレー、ブラックの4色を展開しております。 |