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Vol.45 Pure Mohair Collection


石田洋服店オリジナル服地第二弾が完成しました!
今回の春夏物生地はモヘア100%で、葛利毛織のシャトル織機ならではの
コレクションになりました。

最近の革新織機は生産効率アップの必要から高速運転をし、
そのため経糸のテンションが強く、
伸縮性に乏しいモヘアの糸を経糸に使うことは難しいと言われています。
したがって、経糸には必ずモヘア以外の素材を使用するために
100%モヘアの服地はほとんど見られませんでした。

それに対して、シャトル織機の一種であるションヘルは、
ゆっくりゆっくり織り上げるために、糸のテンションも弱く、
双糸(2本撚りの糸)であれば、充分経糸に使用することが可能なのです。

しかも、今回は果敢?にも、無地ではなく、ネイビーとグレーの千鳥格子の展開です。
店長自身、ビンテージ生地でもモヘア100%は無地物しか見たことはありません。

さて、モヘア(アンゴラ山羊の毛)の特性ですが、
この繊維は熱伝導率が低いために、ひんやりとした肌触りが特徴です。
また、繊維の表面にウールにあるような”うろこ”(キューティクル)がないので、
湿気を保持せず、いつもさらっとした風合いになります。
しかも繊維のなかでは、断然弾性が高いため、しわがよりにくいのが特徴です。

ということで、モヘアは夏の素材としては最高なのですが、
いままでは、前述のキューティクルの無い点があだとなって、
いわゆるテカリの出ることがネックになっていました。
今回のオリジナル服地は、一般的にはあまり用いない特殊な撚りをかけることで、
その欠点が見事に解消されています。

スーツ、ジャケット、パンツ、何でも使える自信作です。
ぜひ独特の風合いをご覧ください。
(上の写真をクリックしていただきますと拡大写真がご覧いただけます。)
早期ご予約プログラムでもご紹介しております。

ところで話はまったく違うのですが、
(強いて言えば「雨に強い」つながりですが)
今年から英国のFox Umbrellasの傘の展開を始めました。(税込18,900円〜)

2010年2月20日、ピュアモヘアの服地が到着しました。