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Vol.33 Summer Corduroy ?


「サマーコーデュロイ」・・・・この一番薄手のコットンコーデュロイを
ヨーロッパでは確かにこのように呼びます。
生地のウェイトは285gですから、チノクロスで考えても
かなり軽量に属します。

さすがに日本において、真夏にコーデュロイを着用することは
かなり無謀かもしれません。
ただ、かつて、英国のあるデザイナーが、春夏物のコレクションで
このアイボリーのサマーコーデュロイのスーツを発表していましたので、
英国等の湿気の少ない場所では、非常に快適な素材だと思います。

今回、そのサマーコーデュロイで春先のジャケットを作ってみました。
やはり、コーデュロイと聞くと、真冬のパンツやジャケットを想像されると
思いますが、これは軽くて柔らかいので、これからの季節に最適です。

2009年春夏物早期ご予約プログラムの5番目にご紹介しています。
通常、冬物の場合、色に深みが出るように生地の毛羽を逆目に使いますが、
春物ということで、あえて発色の良い順目を使用しました。

生地のメーカーは英国のコットンのスペシャリスト「Brisbane Moss」
のもので、多くのウールマーチャントにコットン素材を供給しています。
19世紀の半ばからコーデュロイ、モールスキン、ベルベット等の
いわゆるファスチアン織を専門とする伝統のあるメーカーです。

ぜひ、”サマー”コーデュロイを実証してみたいと思っていますが、
さて何月まで我慢できるでしょうか(笑)

(シャツ生地:David Anderson 200/2ECC)
(ネクタイ:当店オリジナルシルクニット)
(フラワーホールにシルクノットカフリンクスを飾りました。)